プロの悩み・・・ 1月12日(土)3637


30ピンのSDカードリーダーをiPad miniに使うために、純正のLightning - 30ピンアダプタを購入しました。その時に言われたのは、動画の「転送」はできないとの事。店員さん曰く、何でも、Lightningのコネクターの先にチップが入っていて、その為だとか・・・
サードパーティー製のアダプターでは、充電しかできない製品もあるらしいです。
ハードウエアが進歩すると、色々複雑な事がでてきます。
プロの悩み・・・ 1月12日(土)3637_b0069507_3112528.jpgさて、ここからは「転送」に関する、5DMkⅢの悩み事・・・ 5D MkⅢとMacを繋いで使用しない方には全く関係の無いお話しです。
お話しの前提として、フェーズワン製のキャプチャーワンというソフトで5DMkⅢを使った場合の問題です。
まづ、先日、エントリーした5DMkⅢが、Macと繋いで「正常」に動く個体と動かない個体がある件は、動かない個体のファームウエアをインストールし直す事で一応解決しましが、何故個体差があるのかの根本原因は不明です。
さらに、MacOSのバージョンとキャプチャーワンのバージョンの組み合わせによっては、色々と問題があるのがわかってきました。こちらも根本的な解決にはいたっていません。
解決策としては、大まかに言えばキャプチャーワンと、キヤノン純正のDPPを同時に動かして運用する方法があり、MASHでもソフトに強いフォトグラファーはその方法で使用していますが、そうでない、私などは一人では扱いかねます。では、キヤノン純正のDPPを使えばいいじゃないかと言えば、DPPはDPPで色々問題もありまして・・・
何より、各種調整でキャプチャーワンの方が、DPPよりできる事が多いソフトなのです。その他、キャプチャーパイロットというiPad用アプリを使うと、PCのフェーズワンとカメラを繋いで使っていて無線LANのあるスタジオ等では、撮影した画像がiPadでリアルタイムに見られるのです。
iPadをデザイナーやモデルさんが見える所に置いておけば、モニターになるのです。これは、本当に便利です。
結局、問題の全てはMacのOSのバージョンアップがWindowsに比べて早すぎるくらい早い事にあるようです。
我々の業界以外はアマチュアフォトグラファーでもWindowsのシェアが圧倒的で、メーカーさんはWindows用のソフトを始めに開発して、Mac用は後回しにします。Mac用の対応ができた頃には、MacOSが新バージョンになっている・・・ このところ、このくりかえしです。一方、我々の業界でも、日本以外(?)ではだいぶ前からWindowsで処理をして最終調整をMacという流れができつつあるようで、なおさらMac用は後回しになるようです。
デジタル、便利ですけど、ある線を越えると複雑になります。

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by mash_boss | 2013-01-13 05:00 | 機材 | Trackback | Comments(1)
Commented by 通りすがり at 2013-01-17 01:31 x
正常に動く個体と動かない個体というのは
ファームウェアの問題だったんですね。

capture oneについては、
裏技で動かす方法もありましたが、
先日出た7.0.2では問題なくなっているようです。
もうご存じかと思いますが一応ご報告です。

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