今日は、朝9時からMASHmanagementの八木君がビューティーの作品撮影。
ストロボ+HMIで撮影です。
HMIはブロンを使用しています。
私は、事務所で5月から3ヶ月間撮影した滝沢カレンちゃんの作品撮影のテストプリント。
撮影、プリント、チェック、そしてまた撮影の繰り返しで作品撮影をしていきます。
今回の作品は「原則モノクロ、そして過度なレタッチはしない。」です。
最近の広告系の人物、特に女性系の写真はレタッチtoo muchiに思えてなりません。
なんか、昔の中国やソ連のプロパガンダ用の指導者の写真というかイラストみたいです。その反動で「過度なレタッチはしない。」です。そして「ピント病」からの解放。
写真にとって、ピンぼけとブレは原則あってはいけないものですが、デジタルになり画素数も大きくなり、画像処理ソフトの発達でフィルム時代に比べて、信じられない程ピントがシャープになりました。少しでもピントが甘いと、もっとシャープに・・・ それ故に、必然的にレタッチも必要になってきます。悪循環です。フィルム時代の名作を見ても、今のデジタルに比べて、ピントが甘い作品だらけです。レンズやフィルムの性能の限界もあったし、モノクロ写真の場合、デジタルと違うのは「粒子」があるかないかです。
ピント病からの解放のために、今回の作品はフィルムの粒子をのせています。
粒子をのせたモノクロプリントには、ペーパーもこだわります。今日、プリントに使ったのはピクトランの「局紙」。評判の良い紙ですが、実際につかってみて評判通りの紙でした。
虜になりそうです。
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