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今日は、世間的には終戦記念日。私的には敗戦記念日です。
今日の圧巻は、NHKスペシャル「終戦 なぜはやくきめられなかったのか」。
内容は、日本はソ連の対日参戦を早い時期から察知していた事、強硬に戦争継続を訴えていた軍が、内心では戦争の早期終結の道を探ろうとしていたこと等、重要な情報が誰から誰に伝えられ、誰には伝えられなかったのかを徹底分析し、国家存亡の危機を前にしながらも、自己の権限の中に逃避し、決定責任を回避しあっていた指導者の実態を浮かび上がらせ、国家的な岐路における重要な決定をめぐる課題について、識者討論なども交えて考えいくという番組でした。そして、戦争終結を約半年うだうだ議論しているうちに、60万人命が失われたとの事。
これって、今の日本と全く同じだと痛感。
3.11震災・福島原発事故で垣間見た「緻密で粗雑」な日本の統治機構構造、政治家は67年前と殆ど変わっていないのです。「決められる政治」とかいって、決める順序がメチャクチャな首相は昔の為政者のDNAを強く引き継いでいるのでしょう。そして、政治家が変わっていないと言うより、日本人は殆ど変わっていないのではと思いました。
なかでも、印象的だったのは「敗戦というと、収まりがつかなくなるので、終戦という言葉にした・・・」と当時の政府高官(番組では実名でした。名前忘れました。)の発言。言葉で誤魔化した的な事も言っていたような・・・
日本の戦後は誤魔化し誤魔化される事から始まったのでしょうか?
竹島、尖閣諸島、経済低迷、政治混乱等、ファナティカルになる要素が最近多くなってきた日本。要注意です。胸がざわつく時こそクールに行かなくては。そして、マスコミのみなさん。戦前のようにはならないでください。マスコミのミスリードは国を滅ぼします。
戦争で亡くなられた方々全てに合掌。
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