何と言っていいかわからない。
特に悲しい訳ではないし・・・
何となく、時代が終わったというか・・・ 虚脱感とでもいうのだろうか・・・
熱狂的なMacファンでも無い私でもそうなのだから、熱狂的ファンの思いは・・・
私がマッキントッシュを最初に見たのは、Macintosh 512K の時代だった。知り合いのインダストリアルデザイン会社の社長がアメリカ出張の時に買ってきたものだった。
小さな箱に、ちいさなブラウン管のモニターが内蔵されたものを、これが、噂のマッキントッシュと、インダストリアルデザイン会社社員のが囲んでいた。
それから、しばらくしてコマーシャルフォト誌の玄光社のムック本の取材でもっと画面の大きなマッキントッシュを青山のデザイナー事務所で取材した。
その時、初めてフォトショップなるものを知った。同じ本の別の取材で、渋谷のADの事務所で当時1千万円近い「道具」をつかってB全ポスターをデザインしているのを取材した。
「道具」はスキャナー、マッキントッシュ、外付けCDドライブだった。今から思えばDTPの初期を取材だったのだろう。それ程、フォトグラファーにとってはDTPもフォトショップもデジタルも遠い存在だった。今から四半世紀前の事だ。
MASHが最初に導入したマックはLCⅡだった。使う目的があったわけでは無い。12インチの256色のカラーモニターが付いていた。デザイン事務所がポチポチMacを入れだしたので、試しに買ったのだった。当時は40万円ほどした覚えがある。日本語は漢字Talk6だった。その当時、事務に使っていたのはEPSONのPCで、NECの互換機だった。Windowdsは全く普及していなかった。
本格的に導入したのはマックは7200だった。Nikonのスキャナーも購入し、その後ピクトロも導入した。フォトショップはⅢで、ソフト自体がフロッピーディスク何枚かに入っていた。
今は無き、Paso、朝日パソコンの特集の撮影で初代iMacを見た時はきれいだな〜と思った。
デジカメ時代になり、Mac+フォトショップは切っても切れない機材になった。
ウインドウズで処理する事も多くなっているが、そのデーターをMacで仕上げる事も多々ある。
3年程前から、自分のノートPCもMacBook Pro13に変えた。モニター上のフォントもきれいで、本体のデザインもきれいで、機能としても完成度が高いからだ。でもウインドウズも走るようにしてMacのソフトではたりないソフトを使っている。
これからも、買い換えてもMacBook Proを使い続けると思う。
何はともあれ、世界は偉大な人物を失った。禅に造詣が深かった彼の為には、アーメンではなく合掌が合うと思う。
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