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今日はまじめなエントリー。
昨日のエントリーで「画像処理もイスラエルは進んでいます。それは何故か・・・ 」なんて書きました。
Photoshop以前、デジタルでの印刷や画像処理では世界的にイスラエルが進んでいました。
イスラエル製のトータルスキャナーやレスポンスという「装置」が印刷会社に導入された時は、その画像処理に本当にビックリしました。今はPhotoshopでチョチョイとできてしまう事なのですが、撮影したフィルムに直接レタッチする事無く、画像の修正ができてしまうなんて、信じられませんでした。ただし、作業料金もお高く、モデルさんのホクロ1つ取り除くのに、80年代半ばで7万円位したそうです。(当時、一緒に仕事をしたADが、ボヤいていました。)
イスラエルがこういう技術を開発したのは「戦争」のなせるわざでした。ご存知のように、イスラエルはイスラム国家に囲まれている国で、何回もの中東戦争を経験しています。偵察した写真の解析等用に画像処理技術、装置が発達したという事です。
フィルムでも、かつてコダックが販売していた赤外線カラーフィルム等も、カモフラージュした敵の施設や基地を見つける為に開発されたという話もあります。
デジタルカメラのCCDもCMOSも最高性能の製品は、アメリカの偵察衛星に使われていて、その何世代前かの、CCD,CMOS等が民生用に降りてきて、デジカメ等のCCDやCMOSに使われるという事もあるようです。
「戦争が技術を発達させる。」と何かに書いてありましたが、悲しい事ですがそのとおりの一面があるようです。
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