今日は、夕方から都写美で明日28日から5月17日まで開催される、野町 和嘉写真展「聖地巡礼」のオープニングレセプションに行きました。
絶対見るべき写真展です。動く映像では表せない、写真のみが表現できる世界があります。
アメリカのグラフ誌『ライフ』の創刊の言葉「人の暮らしを見る。世界を見る、偉大な出来事を目撃する。貧しい人々の顔を、誇り高き人々の動作を見つめる。見なれないもの―機械や軍隊、大群衆、ジャングルや月の表面の影を見る。人類が成し遂げた業績―絵画や塔や発見を見る。何千マイルも離れたものを見る、壁の後ろや部屋の中に隠されたもの、近づくと危険なものを見る。男たちの愛する女性、そして数多くの子供たち。見る、そして見ることに喜びを見いだす。見て驚く。見て教えられる」そのものの写真展です。
還暦を過ぎて、油が乗ってくるフォトグラファー素敵です。
とにかく「百聞は一見にしかず。」です。是非是非いってください。
そして、もうひとつ、野町さんの写真は他のドキュメントのフォトグラファーの写真と比較して、フレーミングや構成がスマートなのです。悲惨な状況をうつしても、どこか美しいと思っていたのですが、その秘密が今日わかりました。野町さんは広告写真家・羽田敏雄さんや、杵島隆さんという、戦後の広告写真の一時代を築いたフォトグラファーのアシスタントを4年なさって、広告写真のスタジオをやってから、ドキュメンタリーの世界に入られたのを今日知りました。少し嬉しくなりました。
レセプションには、各方面から色々な方がいらしていました。
フォトグラファーも各ジャンルの方々がいらっしゃいました。PIE2009から抜け出してきた、相原さんもいらしていたので、1枚パチリです。
定点観測中のお濠の桜です。
今日の朝は、久しぶりに晴れ、でも寒いです。太陽の光をあびて気持ちよさそうです。やっとここまで育ちました。
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