仕事、いや人生にはトラブルが付き物です。大切なのは、トラブルが起きた時の対処のしかたです。
ひとつは、トラブルの原因解明。
ひとつは、トラブルを起こした人間の、トラブルへの対処と、他のひとへの態度。
この2つがちゃんとできれば、トラブルが教訓になります。
MASHのアシスタント君は、入社後半年をめどに作品撮影のために、スタジオや機材を事前の了解のもと自由に使用できます。その時に、もし、例えばレンズを落としたりして(第一のトラブル)、外観も機能もなんともなくても、落とした事を報告するように教育します。大丈夫だと思い、多少注意を受けるのも嫌で黙っていて、そのまま仕事に使用して、その最中にトラブル(第二のトラブル)が起きたら、仕事ができなくなります。報告があれば、点検に出して第二のトラブルが起きるのを未然に防げます。
今日、池嶋君がロケに行き、フロントトップライトを組もうとブームをロケバックから出したときに、通常のネジと違うネジが付いていて、ヘッドが留められませんでした。
ロケの機材準備をする時と、ロケに出発する時にアシスタント君が機材の点検をするのですが、ブームのネジまでは点検しなかったようです。
撮影現場で、通常のネジと微妙に違うネジが付いていて使用できなかったので、どうしてそうなったかの原因究明の会をしました。
トラブルの元のブームは、日曜に別チームが使用していて、その時には何とネジが付いていなかったので、使用できなかったとの報告が機材返却時あり、アシスタントA君が適正なネジをつけました。ところが今日、ロケ現場では別の使用できないネジが付いていたのです。
1時間と少し、色々話し合いましたが結論は「適正ネジ君が自分で、所定の位置から抜け出し、別の不適正ネジ君が自分で適正ネジ君の変わりに所定の位置に付いた。」という信じられない結論になりました。
Unbelievable!! What shall we do?
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